【2月18日 AFP】男子ゴルフ米国ツアー、ジェネシス・オープン(2019 Genesis Open)は17日、米カリフォルニア州パシフィック・パリセーズ(Pacific Palisades)のリヴィエラ・カントリークラブ(Riviera Country Club)で最終日が行われ、J・B・ホームズ(J.B. Holmes、米国)が通算14アンダーで優勝を飾った。

 松山英樹(Hideki Matsuyama)はスコアを4ストローク伸ばし、通算7アンダーで9位タイに入った。

 悪天候の影響でこの日は上位陣が30ホール以上を回る中、ホームズは最終ラウンドで1アンダーとして4打あったジャスティン・トーマス(Justin Thomas、米国)との差をひっくり返し、2015年のシェル・ヒューストン・オープン(Shell Houston Open 2015)以来となる通算5回目のツアー制覇を果たした。

 トーマスと交互で首位に立ちながら迎えた13番で、ホームズはパーパットを沈めて先行。トーマスはこのホールで4回パットをたたき、ダブルボギーとなった。

 この日のスコアを「75」として通算13アンダーに終わった後、トーマスは「バックナインで3パットが2回あって、4パットもあった。13番の3回目のパットの時、風が吹く予感がして怖くなって、強めにたたこうとした。強くたたいたから、ミスしてしまった」と振り返った。

 その後ホームズは16番でバンカーに捕まりながらもこれをパーセーブして1打差を守るなど、7連続パーで優勝に突き進んだ。

 通算12アンダーのキム・シウ(Si Woo Kim、韓国)が3位に入り、同11アンダーのロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)とマーク・リーシュマン(Marc Leishman、オーストラリア)が4位タイに並んだ。

 大会ホストで、1打差で決勝ラウンドに進んでいたタイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)は、きのうときょうの2日にまたがった第3ラウンドで2度イーグルを記録し、「65」のスコアを残して順位を上げた。最終ラウンドは序盤の7ホールで3バーディーをマークしたが、雨や寒さ、強い風などに見舞われて上がり9ホールでは苦しみ、結局1オーバーで大会を締めくくり、通算6アンダーの15位タイとなった。(c)AFP