【2月17日 AFP】イタリア・セリエAは16日、第24節の試合が行われ、ACミラン(AC Milan)はクシシュトフ・ピョンテク(Krzysztof Piatek)のスーパーゴールを含む2得点の活躍などでアタランタ(Atalanta)から3-1の逆転勝利を収め、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)の出場圏内をキープするのに必要な勝ち点3を手にした。

 先月ゴンサロ・イグアイン(Gonzalo Higuain)との入れ替わりでジェノア(Genoa CFC)から加入したピョンテクは、チームが先制を許して迎えた前半アディショナルタイム、リカルド・ロドリゲス(Ricardo Rodriguez)の左からのクロスに相手DFの前に入りながらボレーで合わせると、ゴールを見ないで打ったシュートは逆サイドの隅に吸い込まれた。

 さらにチームは55分、ハカン・チャルハノール(Hakan Calhanoglu)の鋭いミドルシュートで逆転すると、60分過ぎにはピョンテクがCKから頭でこの日2点目を決めて突き放した。

 ミラン加入後、公式戦先発4試合で6ゴールを挙げているピョンテクは、リーグ戦のゴール数をクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)とわずか2ゴール差の17得点に伸ばしている。ミランファンは早くもハートをわしづかみにされ、銃を打つポーズのゴールパフォーマンスになぞらえたチャントをつくっている。

 ピョンテクはクラブ公式チャンネルで「しつこくマークされていたけど、ボールがエリア内へ入ってきそうだったから、あの場所へ先に入れる動きを心がけた」「きょうの2ゴールはすごくうれしいし、これを続けたい。自分はFWだから、毎試合点を取りたい」とコメントした。

 ジェンナロ・ガットゥーゾ(Gennaro Gattuso)監督率いる4位ミランは、これで勝ち点を42に伸ばし、アタランタ、ASローマ(AS Roma)、ラツィオ(SS Lazio)との勝ち点差を暫定で4ポイントに広げている。(c)AFP