【2月16日 AFP】2016年米大統領選挙でのドナルド・トランプ(Donald Trump)陣営とロシアの共謀疑惑を捜査しているロバート・モラー(Robert Mueller)特別検察官のチームが昨年末、捜査の一環としてサラ・サンダース(Sarah Sanders)大統領報道官(36)の事情聴取を行っていたことが明らかになった。米CNNテレビが15日、報じた。

 事情聴取の時期は、当時大統領首席補佐官だったジョン・ケリー(John Kelly)氏の取り調べを受けたのと同時期とされる。ケリー氏は昨年12月に退任。サンダース氏が大統領報道官に就任したのは2017年7月だが、トランプ陣営には2016年にアドバイザーとして加わっていた。

 モラー氏による20か月にわたるロシア介入疑惑の捜査の目は、ますますトランプ氏とその側近に向けられるようになってきている。(c)AFP