【2月16日 AFP】(更新、写真追加)米イリノイ州の工業地域にある製造工場で15日に男が銃を発砲した事件で、警察はこれまでに5人が死亡したと発表した。男は警察官5人を負傷させた後、銃で撃たれて死亡した。

 事件は午後1時24分(日本時間翌16日午前4時24分)頃、シカゴ中心部から約65キロ西の郊外にあるオーロラ(Aurora)で発生。

 警察は男の身元について、この工場で15年間働いていたゲーリー・マーティン(Gary Martin)容疑者(45)と明かした。オーロラ警察のクリステン・ジーマン(Kristen Ziman)署長は「われわれが得た情報は、容疑者が今日、解雇されたことを示唆している」と述べた。

 同署長は犯行の動機について。さらなる詳細は明らかにしなかったものの、目撃者が地元メディアに語ったところによると、男は恨みを抱いた従業員だという。(c)AFP