【2月14日 AFP】マケドニアの首都スコピエ近郊の幹線道路で13日、バスが横転し、ベンコ・フィリプチェ(Venko Filipce)保健相によると13人が死亡、30人超が負傷した。重体者がいるため死者はさらに増える恐れがある。

 事故はスコピエから約20キロの幹線道路上で発生。検察当局によると、バスは中央分離帯を乗り越えて対向車線に飛び出した後、付近の村に突っ込んで横転したという。当局が事故原因などの調査を行っている。

 バスには約50人が乗っていた。スコピエの病院関係者は地元メディアに対し、妊婦1人を含む少なくとも5人が重傷と語った。

 ゾラン・ザエフ(Zoran Zaev)首相はフェイスブック(Facebook)に「多くの方が亡くなったこの深刻な交通事故に対しては、慰められる言葉が見つからない」と書き込み、犠牲者と遺族に哀悼の意を表した。

 マケドニアは12日、国名を北マケドニアに変更した。国連にも変更を通知している。

 映像は、13日撮影。(c)AFP