【2月14日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するレーシングポイント(Racing Point)は13日、2019年シーズンのマシンのデザインを発表した。カラーリングは鮮やかなピンクで、冠スポンサーのアフリカのブックメーカー(賭け屋)、スポートペサ(SportPesa)のロゴが入る。

 トロントで開催されたカナダ国際オートショー(Canadian International Autoshow)でマシンは披露され、ドライバーのセルヒオ・ペレス(Sergio Perez)とランス・ストロール(Lance Stroll)も登場した。

 カナダの富豪ローレンス・ストロール(Lawrence Stroll)氏のコンソーシアムは、昨季のベルギーGP(Belgium Grand Prix 2018)直前にフォースインディア(Force India)を買収し、その後レーシングポイントとして新たなスタートを切っている。

 代表のオットマー・サフナウアー(Otmar Szafnauer)氏はトップ4フィニッシュを今季の目標に掲げた。チームは昨季参戦した9つのGPで一度も表彰台入りしていない。

「長期的な目標はチームを頂点に導くこと」と話したサフナウアー氏は、「表彰台争いをしたいと考えているし、チャンピオンシップでは上位4チーム入りを目指す」と続けた。メキシコ人ドライバーのペレスは、フォースインディアに2014年に加入して以来5度表彰台に立っている。

 ペレスとタッグを組むのはオーナーのローレンス氏を父に持つストロール。ストロールはウィリアムズ(Williams)で2シーズンF1に参戦し、2017年のアゼルバイジャンGP(Azerbaijan Grand Prix 2017)では3位表彰台入りを果たした。(c)AFP