【2月3日 AFP】18-19フランス・リーグ1は2日、第23節の試合が行われ、ASモナコ(AS Monaco)はセスク・ファブレガス(Cesc Fabregas)が移籍後初得点を挙げ、トゥールーズ(Toulouse FC)に2-1で勝利した。

 イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)から加入後初めてとなったセスクのゴールは、苦しむクラブにとって大切な勝ち点3をもたらした。

 セスクは1月中旬にティエリ・アンリ(Thierry Henry)前監督に応じて契約を結んだが、元アーセナル(Arsenal)のチームメートである指揮官はその後解任された。

 その3か月前に解任されて、再登板していたレオナルド・ジャルディム(Leonardo Jardim)監督は、チームの今季公式戦でのホーム初白星という見返りを与えられた。

 不調のモナコは15分、カウンターアタックを仕掛けると、スペイン1部リーグのアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)からローン移籍してきたジェルソン・マルティンス(Gelson Martins)のパスを受けたアレクサンドル・ゴロビン(Aleksandr Golovin)が先制点を決めた。

 その4分後にトゥールーズに同点ゴールを許したモナコだったが、62分に再びマルティンスのお膳立てからセスクが決勝点を決めた。

 悲惨なシーズンを送る中で今季リーグ戦4勝目を挙げたモナコは、勝ち点を18に伸ばして18位に一つ順位を上げた。

 ジャルディム監督は「これまでのことはみんな分かっている。今までホームで勝てていなかったことはこたえる。だからこそ選手たちは喜んでいる。彼らの持つ力を示したのだから」とコメントしている。(c)AFP