【2月2日 AFP】米国が冷戦(Cold War)期に締結された歴史的な核ミサイル軍縮条約である中距離核戦力(INF)全廃条約の履行停止を決めたことを受け、ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は、対応措置として同国も条約への参加を停止すると表明した。

 セルゲイ・ラブロフ(Sergei Lavrov)外相およびセルゲイ・ショイグ(Sergei Shoigu)国防相が出席した会議で、プーチン大統領は「米国のパートナーらが条約への参加を停止すると発表した。われわれも参加を停止する」と発言。ロシアはもはや、軍縮に関する米国との協議を開始することはないとの方針を示した。(c)AFP