【2月3日 AFP】18-19イタリア・セリエAは2日、第22節の試合が行われ、ユベントス(Juventus)は3-3でパルマ(Parma Calcio)と引き分けた。

 王者ユベントスはクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が2得点を挙げたものの、昇格組のパルマが見事な巻き返しをみせると、終盤にジェルヴィーニョ(Gervinho)が2点を奪い、引き分けに持ち込んだ。

 同日の試合でナポリ(SSC Napoli)が3-0でサンプドリア(Sampdoria)を下したため、勝ち点を落としたユベントス(Juventus)との勝ち点差を9に縮めている。

 ユベントスは先月30日にイタリア杯(Italian Cup 2018-19)準々決勝でアタランタ(Atalanta)に0-3で敗れてその自信が揺らいでいたが、この日の結果はマッシミリアーノ・アレグリ(Massimiliano Allegri)監督が欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)決勝トーナメント1回戦のアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)戦を前に求めていたものではなかった。

 ユベントスはレオナルド・ボヌッチ(Leonardo Bonucci)やジョルジョ・キエッリーニ(Giorgio Chiellini)、アンドレア・バルツァッリ(Andrea Barzagli)が負傷に見舞われており、この2試合で6失点を喫している。

 指揮官は「なにかが変わるわけではない。しかし、われわれは全てが当然と見なしては絶対にならない。守備が軽すぎた。この4バックがプレーしたのは初めてだった」と振り返った。

 またロナウドは「ゴールはうれしいが、結果についてそうはならない。パルマは特別何かをしたわけではない。こちらがミスをするのを待っていた。でも、心配はしていない。ユベントスにとって最高のシーズンになることは承知だ」とコメントした。(c)AFP/Emmeline MOORE