【2月2日 AFP】サッカースペイン国王杯(Copa del Rey 2018-19)は1日、準決勝の組み合わせ抽選が行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)とレアル・マドリード(Real Madrid)の対戦が決まった。これにより、約1か月の間に3度伝統の一戦「エル・クラシコ(El Clasico)」が行われることになった。

 6日に行われる準決勝第1戦の後、第2戦は27日に行われ、わずかその3日後の3月2日にはリーグ戦で両クラブが相まみえる。

 大会史上初の5連覇を目指すバルセロナは、昨年10月の本拠地カンプ・ノウ(Camp Nou)でのクラシコで5-1と勝利しており、決勝進出が本命視されている。それでもレアルはここ数週間好調で、公式戦7試合で6勝を飾っている。

 バルセロナのエルネスト・バルベルデ(Ernesto Valverde)監督はこの日の会見で「非常に均衡しているとみている。現時点でレアルは変わってきて、より自信をつけている。良くなっているし、良い結果を残している」と警戒感を示した。

 バルセロナは2日にホームでバレンシア(Valencia CF)と対戦した後、国王杯のレアル戦、そして10日には敵地でのアスレティック・ビルバオ(Athletic Bilbao)戦を控えている。また、今月再開される欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)の決勝トーナメント1回戦ではオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)との対戦も控えている。

 バルベルデ監督は今季の国王杯ではメンバーのローテーションを採用しており、「リーガでの仕事をおろそかにすることはできない」と語っており、再び主力を外す可能性を示唆している。(c)AFP