【2月1日 AFP】サッカーイタリア杯(2018-19 Italian Cup)は31日、準々決勝が行われ、ラツィオ(SS Lazio)がPK戦の末にインテル(Inter Milan)を下し、4強入りを果たした。

 0-0で迎えた延長戦108分、途中出場のフェリペ・カイセド(Felipe Caicedo)からボールを受けたチロ・インモービレ(Ciro Immobile)がゴールネットを揺らし、ラツィオ(SS Lazio)が先制に成功した。

 しかし125分、セルゲイ・ミリンコビッチ・サビッチ(Sergej Milinkovic-Savic)がペナルティーエリア内でダニロ・ダンブロージオ(Danilo D' Ambrosio)を倒し、議論を呼ぶ判定でインテルにPKが与えられると、主将のマウロ・イカルディ(Mauro Icardi)がこれを冷静に決めインテルの望みを取り戻した。

 PK戦ではGKトーマス・ストラコシャ(Thomas Strakosha)がラウタロ・マルティネス(Lautaro Martinez)のキックを防ぐと、ラジャ・ナインゴラン(Radja Nainggolan)のシュートも指先で弾き、その後ルーカス・ペッツィーニ・レイヴァ(Lucas Pezzini Leiva)がPKを成功させたことでラツィオが4-3で勝利した。

 インモービレは「われわれは4強入りに値したし、より早い時間帯に試合を決めるべきだった。勝利を奪い去られるところだった」と話し、チームが昨シーズンの準決勝でPK戦の末ACミラン(AC Milan)に敗れたことから「今度はミランにリベンジしたい」と続けた。

 今週ナポリ(SSC Napoli)を2-0で下し4強入りを果たしたミランとラツィオの準決勝は、ホームアンドアウェー方式で行われる。

 もう一方の準決勝では、ASローマ(AS Roma)を7-1で下したフィオレンティーナ(Fiorentina)と、4連覇中だったユベントス(Juventus)に3-0で勝利したアタランタ(Atalanta)が対戦する。

 準決勝の第1戦と第2戦は、2月27日と4月24日にそれぞれ行われる。(c)AFP