【2月1日 AFP】女子テニス、サンクトペテルブルク・レディース・トロフィー(St. Petersburg Ladies Trophy 2019)は31日、シングルス2回戦が行われ、大会第2シードのキキ・ベルテンス(Kiki Bertens、オランダ)は6-4、6-2で予選勝者のイザリン・ボナボントゥー(Ysaline Bonaventure、ベルギー)に快勝し、ベスト8入りを果たした。

 世界ランク8位のベルテンスは、サウスポーのボナボントゥーに対して13本のサービスエースをたたき込むなど1時間で試合を制し、これまで3回対戦している24歳の相手から3勝目を記録したほか、ロシアの大会で初めて白星を飾った。

 ベルテンスは「ロシアで開催された大会では一度も勝ったことがなく、きょう勝てたことは本当にうれしい」「左利きの選手と対戦するのはいつも難しいけれど、きょうのプレーは上出来。特に第1セットではサーブが本当にさえていた」とコメントした。

 27歳のベルテンスは、次戦の相手がロシアのアナスタシア・パフリュチェンコワ(Anastasia Pavlyuchenkova)に決定。パフリュチェンコワは元全仏オープンテニス(French Open)覇者で第6シードのエレナ・オスタペンコ(Jelena Ostapenko、ラトビア)を6-4、6-4で撃破した。

 この他では、第4シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka、ベラルーシ)がベルギーのアリソン・バンアーツバンク(Alison van Uytvanck)に6-1、6-4でストレート勝ち。次に顔を合わせることになったエカテリーナ・アレクサンドロワ(Ekaterina Alexandrova、ロシア)は、準々決勝進出を懸けた2回戦でチェコのテレサ・マルティンコバ(Tereza Martincova、チェコ)を7-5、6-2で下した。(c)AFP