【2月1日 AFP】トルコ1部リーグのベシクタシュ(Besiktas)は31日、ドイツ・ブンデスリーガ1部のボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)から香川真司(Shinji Kagawa)を、今季終了までのローン契約で獲得したと発表した。

 イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)でもプレーした29歳の香川は、フランス・リーグ1で低迷するASモナコ(AS Monaco)が獲得に動いていたと伝えられていた。

 ベシクタシュは発表の中で、香川が「今シーズン終了までのローンで、このチームの一員」になると記している。

 同日にイスタンブール(Istanbul)に到着した香川はメディカルチェックを通過し、移籍の手続きを終えた。

 トルコメディアは以前、ベシクタシュには香川を完全移籍で獲得するオプションがあると報じていたが、この短い発表文ではそのことについては触れられていない。

 2012年にドルトムントの国内二冠に貢献し、その後ユナイテッドで2シーズンを過ごした香川は、2014年にドルトムントに復帰したが、ルシアン・ファーブル(Lucien Favre)監督の下で不遇をかこっていた。

 ドルトムントのミヒャエル・ツォルク(Michael Zorc)スポーティング・ディレクター(SD)は、「われわれはシンジの状況や、彼が他のクラブでより長い時間プレーしたいという望みを十分理解している」とコメントしている。

「シンジはイスタンブールで可能性があると信じている。彼の望みをかなえられたことをうれしく思う」 (c)AFP