【1月31日 AFP】チェコ・オルリツケー山脈(Orlicke mountains)のデシュトネー(Destne)で先週、犬ぞりレース「Sedivackuv Long」が開催された。大会には100人が参加したが、完走できたのは約半数にとどまった。このレースは、欧州で最も厳しい大会の一つに数えられている。

 主催者のパベル・クチェラ(Pavel Kucera)さんはAFPの取材に、「今年はちょうど100人の参加があった。犬ぞりでの参加が80人、そして犬が引くスキーと自転車での参加が合わせて20人だった」と語った。

 クチェラさんによると、総距離348キロ、合計標高差9000メートル以上のコースを駆け抜けるレース(5ステージ制)には、犬ぞり12人と自転車の3人が参加。その他、オーストリア、クロアチア、ドイツ、オランダ、セルビアなど11か国からの参加者らは、総距離215キロ、合計標高差7000メートルのレース(4ステージ制)に出場したという。

 今年の大会についてクチェラさんは、「2004年以来の素晴らしいコンディションだった」とコメントした。

 映像は、デシュトネーで26日撮影。(c)AFP