【1月31日 AFP】女子テニスのマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)が、右肩の故障を理由にサンクトペテルブルク・レディース・トロフィー(St. Petersburg Ladies Trophy 2019)を棄権した。大会主催者が30日に発表した。

 1回戦でダリア・ガブリロワ(Daria Gavrilova、オーストラリア)に6-0、6-4で勝利し、2回戦では第3シードのダリア・カサキナ(Daria Kasatkina、ロシア)と対戦する予定だったシャラポワは「今週プレーできるように自分にできることはすべてやってきたが、右肩の問題は今も残っている」と語った。

「状況を判断するために数日中にチームドクターと会う。できるだけ早く万全の状態に戻したいと思っている」

 2017年にドーピング違反による15か月の出場停止処分から復帰して以降、万全の体調を取り戻せずにいる31歳はガブリロワ戦後「(肩を)整えるために数か月ハードに取り組んできたがうまくいっていない」「まだやらなくてはいけないことが多い」と話していた。

 四大大会(グランドスラム)通算5勝を誇る元世界1位のシャラポワは今月行われた全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2019)で8強入りを逃したが、再びグランドスラムでタイトルを獲得することへ自信を示していた。(c)AFP