【1月31日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部のボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)に所属するMF香川真司(Shinji Kagawa)が、フランス・リーグ1のASモナコ(AS Monaco)に移籍する見通しだと、30日に複数の独メディアが報じた。

 記事によれば、モナコは今季のブンデスリーガ1部で1試合しか先発出場していない29歳の香川に興味を抱いているという。

 モナコは現在リーグ1で降格圏に沈んでおり、先週には指揮官を務めていたティエリ・アンリ(Thierry Henry)前監督の解任を発表。後任として、2017年にチームをリーグ制覇に導いたレオナルド・ジャルディム(Leonardo Jardim)監督を再指名した。

 2012年にドルトムントの国内二冠に貢献し、その後イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)で2シーズンを過ごした香川は、2014年にドルトムントに復帰したが、ルシアン・ファーブル(Lucien Favre)監督の下で不遇をかこっている。

 ドルトムントでは、攻撃的MFとして起用されているキャプテンのマルコ・ロイス(Marco Reus)がここまで12得点9アシストを記録しており、香川がトップチームでプレーするための道は塞がれている。

 ドイツにおける今冬の移籍マーケットは、現地時間31日の午後5時(日本時間2月1日の午前2時)が期限となっている。(c)AFP