【1月30日 AFP】ベネズエラのニコラス・マドゥロ(Nicolas Maduro)大統領は30日、米国の支持を受ける野党側と交渉する用意があると述べ、また議会選の早期実施の可能性にも言及した。

 首都カラカスで国営ロシア通信(RIA Novosti)とのインタビューに応じた同大統領は「ベネズエラの利益のために、野党との交渉の席に着く用意がある」と発言。また議会選の早期実施も支持するとし「早い段階で議会選を実施するのはとても良いことだと思う。政治的議論の形態としてふさわしい」と述べた。

 しかし同時に、近い将来に再び大統領選を実施する可能性は否定し、「ベネズエラの大統領選はすでに実施された。もし帝国主義者が新たな選挙を望むなら、2025年まで待たせればよい」と語った。

 2013年に就任したマドゥロ大統領は昨年5月の大統領選で再選されたが、欧州連合(EU)や米国、米州機構(OAS)はこの選挙の正当性を認めていない。

 石油資源に恵まれているにもかかわらず経済危機に瀕(ひん)しているベネズエラでは先週、野党指導者のフアン・グアイド(Juan Guaido)氏(35)が暫定大統領への就任を宣言。米国やカナダ、中南米諸国のうち十数か国がグアイド氏を暫定大統領として承認した。これに対し、ベネズエラの2大債権国である中国とロシアは、内政干渉だとして非難している。(c)AFP