【1月29日 AFP】バドミントン女子の五輪金メダリスト、キャロリーナ・マリン(Carolina Marin、スペイン)が、右膝の前十字靱帯(じんたい)を断裂し、8月19日から25日にかけて開催される第25回世界バドミントン選手権大会(TOTAL BWF World Championships 2019)への出場が危ぶまれている。

 世界選手権では最近の4大会で優勝3回を誇るマリンは、27日に行われたインドネシア・マスターズ(DAIHATSU Indonesia Masters 2019)決勝で、サイナ・ネワル(Saina Nehwal、インド)をリードしていた場面で負傷棄権を余儀なくされた。

 スペインの国内連盟によると、マリンは29日に手術に踏み切って次週からリハビリを開始する予定となっているが、通常は回復までに少なくとも6か月を要するという。スイス・バーゼル(Basel)で開催される世界選手権で大会連覇を目指すマリンが、復帰が間に合うかは時間との闘いになるとみられる。(c)AFP