【1月28日 AFP】フィギュアスケート欧州選手権(ISU European Figure Skating Championships 2019)は27日、ベラルーシのミンスクでエキシビションが行われ、出場選手が演技で魅了した。

 今大会では男子シングルで、今大会限りでの引退を表明しているハビエル・フェルナンデス(Javier Fernandez、スペイン)が合計271.59点で優勝を飾り、大会7連覇を果たして有終の美を飾った。

 女子シングルでは大会初出場の16歳ソフィア・サモデュロワ(Sofia Samodurova、ロシア)が自己ベストとなる合計213.84点を獲得し、平昌冬季五輪の女王であるアリーナ・ザギトワ(Alina Zagitova、ロシア)を抑えて優勝を果たした。

 アイスダンス・フリーダンス(FD)では、リズムダンス(RD)で首位に立ったフランスのガブリエラ・パパダキス(Gabriella Papadakis)/ギヨーム・シゼロン(Guillaume Cizeron)組がほぼ完璧な演技を披露し、自己ベストの133.19点を記録。合計でも同カップルが持つ世界最高記録を更新する217.98点をマークし、大会通算5度目の優勝を飾った。

 ペアは、フランスのヴァネッサ・ジェームス(Vanessa James)/モルガン・シプレ(Morgan Cipres)組が合計225.66点で初優勝を果たしている。(c)AFP