【1月27日 AFP】鉱山ダムが決壊して34人が死亡、300人近くが行方不明となっているブラジル南東部のブルマジニョ(Brumadinho)で27日早朝、別のダムの決壊が迫っているとして警報が発令された。

 資源開発大手バーレ(Vale)によると、コヘーゴ・ド・フェイジョン(Corrego do Feijao)鉱区にあるダムが危険水位に達し、27日午前5時30分(日本時間午後4時30分)に警報が出された。

 消防隊によると現在、ダム周辺の住民たちを避難させているという。

 決壊の恐れが出ているダムは、25日に決壊し、数百万トンにおよぶ泥が流出して多数の人々や建物をのみ込んだ鉱山ダムと同じ鉱区にある。(c)AFP