【1月24日 AFP】神職者、治療者、助産師、そして巫女(みこ)──。コートジボワールで、かつては先祖や魂とつながる役割を果たし、それに関する知識を持つことから崇拝された女性たちは「コミアン(komian)」と呼ばれている。しかし、社会の現代化やキリスト教の普及による信者の減少によって、その風習は危機にあるという。コミアンは、同国東部や隣国ガーナとの国境付近で2500万人強の人口を誇る主要民族のアカン(Akan)族に属している。

 映像は、踊りを練習する女性たちと実際のパフォーマンス。同国東部アベングル(Abengourou)近郊で、2018年11月27日、28日撮影。(c)AFP