【1月22日 AFP】第2次世界大戦中、ポーランド軍には信じられない「兵士」がいた──。それは、親と離れ離れになったヒグマの子どもだ。熊の「ヴォイテク(Wojtek)」は、イランでポーランド軍に発見された。発見時は独りぼっちの子熊だったが、後に軍の第22弾薬補給中隊に配属され、家族のように扱われた。このヒグマをめぐる、にわかには信じがたい真実の物語は、アニメ映画となって2020年に公開予定だ。

 映像前半は公開予定のアニメ映画の一部と、1942年、43年、45年に撮影されたヴォイテクの写真や映像。後半は、部隊で2年半ヴォイテクとともに過ごした93歳の男性の語り部。ポーランドのクラクフ(Krakow)で、2018年11月14日撮影。(c)AFP