【1月16日 AFP】ダカールラリー(Dakar Rally 2019)は15日、第8ステージが行われ、四輪部門ではPHスポーツ(PH Sport)のセバスチャン・ローブ(Sebastien Loeb、フランス)が今大会ステージ4勝目を飾った一方、トヨタ(Toyota)のナセル・アルアティア(Nasser Al-Attiyah、カタール)は2位に入って総合優勝へさらに近づいた。

 スタート後すぐに最高速でタイヤがパンクするアクシデントに見舞われたローブだったが、最後はアルアティアに7分27秒差、3位に続いたミニ(MINI)のヤクブ・プリツィゴンスキー(Jakub Przygonski、ポーランド)に15分15秒差をつけてゴールした。

 一方、2011年と2015年に総合優勝を飾っているアルアティアは、大会も残り2ステージとなる中で、総合2位につけるミニのホアン・ナニ・ロマ(Joan Nani Roma、スペイン)に46分差をつけて首位に立っている。

 二輪部門では、KTMのマティアス・ウォークナー(Matthias Walkner、オーストリア)がステージを制した。またステージ3位に入ったKTMのトビー・プライス(Toby Price、オーストラリア)が、前日首位のホンダ(Honda)のリッキー・ブラベック(Ricky Brabec、米国)が序盤にエンジントラブルに見舞われた隙に総合首位を奪取した。(c)AFP