【1月16日 AFP】イタリア期待の若手自転車選手で、練習中の事故により昏睡(こんすい)状態にあったサミュエル・マンフレディ(Samuele Manfredi)が15日、ひと月以上ぶりに目を覚ました。所属チームのグルパマ・FDJ(Groupama-FDJ)が発表した。

 18歳のマンフレディは昨年12月10日、イタリア北西部の地元ピエトラリーグレ(Pietra Ligure)で車と衝突して頭部を負傷し、緊急搬送先の病院で人工的な昏睡状態に置かれていた。チームは「これで生命の危機は抜け出したが、これから長いリハビリに入る」と話している。

 マンフレディは昨年のパリ~ルーベ(Paris-Roubaix 2018)のジュニア部門で2位に入り、同8月にはジュニアとU-23のUECトラック欧州選手権(2018 UEC Track Juniors & Under 23 European Championships)で男子個人パシュートを制した実績を持っていた。(c)AFP