【1月11日 AFP】「ロックの王様」米歌手エルビス・プレスリー(Elvis Presley)、その魂は没後40年以上たっても健在──。オーストラリア・シドニーのセントラル駅に10日、プレスリーファン数百人が詰め掛け、プレスリーの生誕祭が開かれる郊外のパークス(Parkes)に向かう特別列車に乗り込んだ。

 シドニーから西へ300キロに位置するパークスに向かうのは、「エルビス特急(Elvis Express)」と「ブルー・スエード特急(Blue Suede Express)」の2本。

 パークスでは毎年5日間の日程でエルビス生誕祭が開かれ、熱烈なエルビスファンにとって聖地となっている。

 鉱業の町パークスではエルビスの誕生日の1月8日に合わせて、1993年に初めてプレスリー生誕祭を開催。今では「オーストラリアにあるエルビスの町」として知られ、観光地になっている。

 イベント期間中、同町には人口の倍以上の2万5000人のファンが訪れると見込まれている。(c)AFP