【12月12日 AFP】ブラジル南東部サンパウロ(Sao Paulo)近郊の都市カンピナス(Campinas)の大聖堂で11日、銃乱射事件があり、ミサに参列していた信徒4人が死亡し、この他に4人が負傷した。犯人の男は駆け付けた警察官から銃撃される中、自殺した。当局が明らかにした。映像は、防犯カメラが捉えた、大聖堂内で銃を突然発砲する男。

 救急隊員が報道陣に語ったところによると、男は午後1時(日本時間12日午前0時)ごろ、信徒がまばらに集まりミサが行われていた大聖堂で、リボルバー拳銃1丁と38口径拳銃1丁を乱射した。

 警察はニュースサイト「G1」に対し、銃撃犯はカンピナス近くの町、バリーニョス(Valinhos)に住む49歳の男だと述べた。犯行の動機は今のところ不明。(c)AFP/Rosa SULLEIRO