【12月10日 AFP】ネパールの首都カトマンズ中心部で5日、プラスチック袋で死海(Dead Sea)の地図を作成し、ギネス世界記録(Guiness World Records)を目指す試みが行われた。海洋プラスチックごみ問題を訴える目的があり、主催団体は「死海は一つあれば十分だ」というスローガンを掲げている。

 地図の作成には、150人以上のボランティアが数か月かけ、学校や公共の場から集め、仕分けした色とりどりのプラスチック袋10万枚を使用している。これを、長さ20メートル、高さ5メートルの死海の形をした金属製の格子に取り付けた。

 イベントを主催したステム・ファンデーション・ネパール(Stem Foundation Nepal)のサージョン・BC(Surgeon BC)氏は、「今回の試みが海洋汚染を改善する助けとなり、世界の海が死の海にならないことを願っている」と述べた。(c)AFP