【11月29日 AFP】スウェーデン・ストックホルムのアーランダ空港(Arlanda Airport)で28日、乗客179人を乗せたエア・インディア(Air India)の旅客機がゲートを移動していた際に、翼を建物にぶつける事故を起こした。警察によるとけが人が出たとの報告はない。

 事故は現地時間28日午後5時45分(日本時間29日午前1時45分)ごろに発生。国際線のターミナルから50メートルほど離れたところで、機体の翼が空港施設と接触したという。

 警察は「乗客全員が可動式の階段で機外へ降り、ターミナルに入った」としている。事故原因は現時点で分かっていない。

 現場で撮影された画像を見ると、ボーイング(Boeing)機の左翼の先端が脇の建物に突っかかった状態で止まっている。

 空港の運営事業者のウェブサイトによると、事故を起こしたのはインド・ニューデリー発の便。(c)AFP