【11月25日 AFP】2018-19アルペンスキーW杯は24日、米バーモント州キリントン(Killington)で女子大回転第2戦が行われ、フェデリカ・ブリニョネ(Federica Brignone、イタリア)がミカエラ・シフリン(Mikaela Shiffrin、米国)らを破って優勝を飾った。

 1本目で2位につけたブリニョネは、2本目に猛烈な滑りを披露し、合計タイム1分51秒33をマーク。ラグンヒル・モヴィンケル(Ragnhild Mowinckel、ノルウェー)を0秒49差の2位、シュテファニー・ブルンナー(Stephanie Brunner、オーストリア)を0秒78差の3位に抑え、W杯の大回転で通算5勝目を挙げた。

 オーストリアのゼルデン(Solden)で行われた第1戦で2位に入っている28歳のブリニョネが、種目別優勝争いで首位に浮上した一方、米国のスター選手であるシフリンにとっては、厳しい一日となった。

 2個の五輪金メダルを誇る昨季の総合覇者は、1本目で6位と出遅れると2本目では改善した滑りを見せたが、表彰台に割って入るには不十分で、首位ブリニョネと0秒99差の4位に終わった。(c)AFP