【11月25日 AFP】18F1最終戦アブダビGP(Abu Dhabi Grand Prix 2018)は24日、予選が行われ、すでに5度目の総合優勝を決めているメルセデスAMG(Mercedes AMG)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)がコースレコードでポールポジションを獲得し、チームメートのバルテリ・ボッタス(Valtteri Bottas)と共にフロントローを独占した。

 この日、圧巻のパフォーマンスを披露したハミルトンは、1分34秒794の最速ラップを記録。2番手のボッタスに約0秒2の大差をつけ、今季11度目(通算83度目)のポールポジションをつかんだ。

 4度の世界王者に輝いた実績を誇るセバスチャン・ベッテル(Sebastian Vettel)と、キミ・ライコネン(Kimi Raikkonen)のフェラーリ(Ferrari)勢がそれぞれ3、4番手に入り、ダニエル・リカルド(Daniel Ricciardo)とマックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)のレッドブル(Red Bull)勢が5、6番手となった。

 以下、ハース(Haas F1 Team)のロマン・グロージャン(Romain Grosjean)、ザウバー(Sauber)のシャルル・ルクレール(Charles Leclerc)、フォースインディア(Force India)のエステバン・オコン(Esteban Ocon)、ルノー(Renault)のニコ・ヒュルケンベルグ(Nico Hulkenberg)の順で続いた。

 予選を終えて自身のマシンにキスしたハミルトンは「ここで頂いた応援に本当に感謝している。このマシンで予選を走るのは最後だから込み上げてくるものがある。このマシンには強い愛着があるんだ」「このマシンはドイツにあるメルセデスの博物館に展示されるから本当にうれしい。行けるときに足を運びたい」と話した。

「完璧なラップなんてないが、1周目はあまり良くなかった。最後のラップは静かな出だしとなったが、より攻撃的な走りができた。バルテリも素晴らしい仕事をした!」 (c)AFP/Tim Collings