【11月23日 AFP】インドの首都ニューデリーで、結婚式に馬車で向かっていた花婿(25)が銃を手にした2人の男に撃たれたものの、手術を受けてわずか数時間後に式場に到着し、愛の誓いを果たすという出来事があった。警察が21日、明らかにした。

 男性が式に向かう際、通りで列を成して踊る招待客らの中に、身元不明の銃撃犯2人が紛れ込んでいた。

 警察によると、2人は馬車の上によじ登って発砲し、現場が騒然となる中で逃走したという。

 花婿は肩を撃たれ、病院に救急搬送された。医師らは止血を行ったが、銃弾は大きな手術を行わなければ除去できなかったという。

 それでも花婿はわずか3時間後、包帯を巻いた状態で花嫁の元に駆け付け、結婚式は予定通り執り行われたという。

 警察は、依然容疑者2人の行方を追っている。(c)AFP