【11月18日 AFP】世界ラリー選手権(WRC 2018)第13戦、ラリー・オーストラリア(Kennards Hire Rally Australia 2018)は18日、最終日が行われ、フォード(Ford)のセバスチャン・オジェ(Sebastien Ogier、フランス)がドライバーズタイトル総合6連覇を飾った。マニュファクチャラーズ部門はトヨタ(Toyota)が制した。

 年間タイトル争いは、オジェと2位につけるヒュンダイ(Hyundai)のティエリー・ヌービル(Thierry Neuville、ベルギー)が3ポイント差、トヨタのオット・タナック(Ott Tanak、エストニア)も首位から23ポイント差と、近年まれにみる接戦の中で今回の最終戦を迎えた。

 しかし、オジェを追う2人はタイムを縮めようと攻めの走りをした結果、どちらも終盤のスペシャルステージで木に接触してリタイア。結局、大会終了を待たずして年間タイトルはオジェのものとなり、タナックとヌービルの初めての総合優勝はお預けになった。

 マニュファクチャラーズ部門では、368ポイントを獲得したトヨタが341ポイントのヒュンダイ、324ポイントのフォード、237ポイントのシトロエン(Citroen)を抑えてタイトルを獲得した。(c)AFP