【11月5日 AFP】アフリカ中部カメルーンの英語圏で5日、生徒79人が拉致される事件が起きた。政府筋が明らかにした。この地域では分離派が、独立を目指して武装攻撃を繰り返している。

 拉致されたのは、北西(Northwest)州の州都バメンダ(Bamenda)にあるキリスト教長老派系の中等学校に在籍する生徒ら。

 同筋によると、生徒らに加え、校長と教師1人、運転手も一緒に拉致されたという。

 また、この学校の関係者は拉致があったことを認めている。

 北西州では、当局による激しい弾圧の対象となっている英語圏出身の戦闘員らの攻撃が後を絶たない。(c)AFP