【11月3日 AFP】(写真追加)エジプト中部で2日、キリスト教の一派コプト(Copt)教徒を乗せたバスが武装集団に襲撃され、7人が死亡、7人が負傷した。治安当局が明らかにした。イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が犯行声明を出した。

 地元主教がAFPに語ったところによると、修道院訪問を終えたコプト教徒を乗せたバスは、ミニヤ( Minya)県で銃撃を受けた。

 ISは傘下のプロパガンダ機関アマック(Amaq)を通じて犯行声明を出した。エジプト国営テレビによると、治安当局は2日午後現在も犯人らの行方を追っている。

 コプト教徒はエジプト人口約9600万人の10%を占めるキリスト教少数派で、近年は繰り返しISの襲撃を受けている。昨年4月にはISがコプト教会2か所を標的にした連続爆弾攻撃を行い、40人超が死亡した。(c)AFP