【9月29日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)の元名選手、シャキール・オニール(Shaquille O'Neal)氏の息子シャリーフ(Shareef O'Neal)が心臓病の手術を受けることになり、前途有望なバスケットボール選手としての大学生活が危ぶまれている。

 オニール氏の6人いる子どもの1人で現在18歳のシャリーフは、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)で1年目のシーズンを迎えようとしていた矢先、同大学の定期健康診断で心臓疾患が判明した。

 シャリーフは芸能サイトTMZ Sportsに対して、「UCLAの医療スタッフが、早期に発見してくれたことを神に感謝する」とコメント。疾患について具体的な情報は明らかにしておらず、UCLAもこの問題で同選手が今季はプレーしない見通しと発表するにとどまった。

 有名人である父親と母親のシャウニー(Shaunie O'Neal)さんに相談した後、今年は「普通の学生」として授業に出席すると明かしたシャリーフは、2019年からバスケットボールのキャリアを再開すると心に誓っており、「たくさんの人々が、キャリアが終わりなのか尋ねてくる。その答えは、絶対に違うということだ。ただ、ちょっと道でつまずいただけだ」と強調した。

 バスケットボール殿堂(Basketball Hall of Fame)入りを果たしているオニール氏は、現役時代の1999-2000シーズンに最優秀選手(MVP)に選出されたほか、ロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)時代の2000年、01年、02年に加えて、マイアミ・ヒート(Miami Heat)でプレーした2006年の合計4回にわたりNBAファイナル制覇を達成した。(c)AFP