【9月8日 AFP】米大リーグ(MLB)、ロサンゼルス・エンゼルス(Los Angeles Angels)の大谷翔平(Shohei Ohtani)が7日、新たな損傷が見つかった右肘について、今季のレギュラーシーズン終了までは打者としてプレーし、手術を受けるかどうかの判断はひとまず保留すると明かした。

 大谷は右肘の内側側副靱帯(じんたい)の損傷と診断され、靱帯を再建するトミー・ジョン(Tommy John)手術を受ける可能性が浮上している。

 打者としての出場には影響がないと判断されて、その後も指名打者として打線に名を連ねている大谷は、この日5-2で勝利したシカゴ・ホワイトソックス(Chicago White Sox)戦では、今季19号の3点本塁打を放った。

 この試合前に大谷は通訳を介して「今すぐに(手術を受ける)というのはない」と話し、「いくつか選択肢があるので、その中から一つを選んでいきたい」と続けた。

 そして、二刀流挑戦を断念する可能性については「今のところその予定はない。今は打者として成長できているので、試合数をこなしながら、できるだけ多く経験を積んでいきたい」と話した。

「手術の可能性というのはずっと頭の片隅にあったが、できるだけ前向きにやっていきたい。来年も打つことはできるので、前向きな姿勢を保ちたい」 (c)AFP