「記憶に留めておく一枚の報道写真」

ミャンマー政府の迫害からバングラディシュの難民キャンプへ逃れてきたロヒンギャの幼い兄妹。とても辛い状況だと思われるが、どんな場所でも人々の営みは行われるし行わなければならない。おそらくこの兄妹もとても怖い体験をしたと思うが、お姉ちゃんは小さい子供の面倒を見る必要がある。幼い子供はまだ今何が起きているか把握できてないと思うが、将来大きくなったらこの時の自分の立場を理解し、こんな状況でもあやしてくれるお姉ちゃんに感謝すると思う。その時に兄妹の強い絆が生まれると思った写真である。だから自分は兄妹の幸せを願うとともにこの一枚を選びました。


明治大学 市村草介 難民セクション