【AFP×大学生】ボートピープルという人たちが存在する現実
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The boat carrying dozens of Rohingya from Myanmar arrived in Malaysia on April 3 and the refugees will be allowed to enter the country, but an expert downplayed fears it might herald a new mass exodus. / AFP PHOTO / MALAYSIAN MARITIME ENFORCEMENT AGENCY / handout / -----EDITORS NOTE --- RESTRICTED TO EDITORIAL USE - MANDATORY CREDIT "AFP PHOTO / Malaysian Maritime Enforcement Agency" - NO MARKETING - NO ADVERTISING CAMPAIGNS - DISTRIBUTED AS A SERVICE TO CLIENTS
「記憶に留めておく一枚の報道写真」
勉強していく中で、ボートピープルという人たちがいることを知り、この写真を選定することにした。ボートピープルとは陸路ではなく海路で他国に移動せざるを得なくなった人々のことを指す。発生の背景には陸路での移動が困難だったり、国境が封鎖されているためにボートに乗って海を渡るしかなかったといったことがあげられる。ボートピープルになる人は特に若者が多い。モビリティが高いこと。移動先で家族を呼ぶために働くことができること。この2つが主な理由である。しかし、ボートは大した代物ではないために転覆が頻繁に起き、また海賊船に狙われることが多く、まさに移動は命がけである。また、船内の環境は最悪で体調不良で亡くなったり弱ったりしてしまう人が多くいる。こんな過酷な状況でさえ他国に逃れようとする人たちが数多くいるという現実を知ってもらうためにもこの写真がもつ意味は大きいと考える。
明治大学 森 遼大 難民セクション