「記憶に留めておく一枚の報道写真」

難民キャンプで暮らす子どもたちは難民キャンプ内の世界しか知らない。一日に決まった食料を配給されるが、その量は空腹を癒すほどの量ではなく、生き延びるための最低限を食べて暮らしている。この写真に写る子どものように私たちが想像する公園や保育園で遊べるような子どもはいないのだ。遊ぶものもなく、食べ物も十分に与えられていないのだ。このような子どもたちに私たちが当たり前のように過ごしている日常を提供できる日は来るのだろうか。 


獨協大学 ゴータム沙梨奈 難民セクション