【7月20日 AFP】サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)の準決勝イングランド対クロアチア戦で、ゴールを決めたクロアチアの選手らにもみくちゃにされながらも撮影を続け一躍有名になったAFPのカメラマン、ユーリ・コルテス(Yuri Cortez)氏がクロアチア政府観光局から1週間の休暇に招待された。

 クロアチア政府観光局は「招待を楽しく受け入れる気持ちとカメラだけ持ってきてください。クロアチア訪問に都合のよい時を教えてください」と伝えてきた。政府観光局のクリスチャン・スタニチッチ(Kristjan Stanicic)局長から連絡を受けたコルテス氏は、「とてもうれしいです」と答えた。コルテス氏によると、スタニチッチ氏とは数分間会話をし、クロアチアの美しさや料理を紹介したいと言われたという。

 スタニチッチ氏は、「(首都)ザグレブを巡った後に、ユーリさんにクロアチアの素晴らしいものをすべて、海岸から島々、クロアチア本土にわたってお見せしたい」と述べた。

 サッカーW杯ロシア大会の準決勝では、クロアチアのマリオ・マンジュキッチ(Mario Mandzukic)が決勝点となるゴールを決めると選手たちがピッチの隅に集まって喜びを分かち合った。その際ピッチ脇の広告板の隣に陣取っていたコルテス氏は、選手らの下敷きになりながらも彼らの喜びの表情を間近で見事に撮影し、話題となった。(c)AFP