【7月16日 AFP】サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)の3位決定戦でベルギーに0-2で敗れたイングランドのギャレス・サウスゲイト(Gareth Southgate)監督が、英国とロシアの間で外交的な緊張状態が続いていたにもかかわらず、チームは大会期間中、ロシアで歓迎されていたと明かした。

 今年3月にイングランドで発生したロシア人の元二重スパイが毒殺された事件の抗議として、英国は今回のW杯に政治家や王室関係者を送らないことを決定していた。

 サウスゲイト監督は「両国間の関係については多くのことが言われてきた。しかし、ロシアの人々と親しくしてきた個人的な意見を言えば、われわれはこれ以上ない歓迎を受けた」と話し、「われわれは素晴らしい経験をしたし、それはサポーターも同様だったと思う」と述べた。

 サウスゲイト監督はまた、今大会でロシア人の記者はイングランドに対して公平だったとの見解を示し、「われわれはこの国のすべての人から非常にフェアな扱いを受けた。それは平等であり、質問も適切だった」と語った。(c)AFP