【6月28日 AFP】サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)に出場しているコロンビアのホセ・ペケルマン(Jose Pekerman)監督は27日、セネガルとのグループH最終戦でチームが敗退するという未来は考えていないと明かした。大会初戦で日本に1-2で敗れたコロンビアだが、第2戦でポーランドに3-0で快勝しており、敗退を避けるためには好調セネガルを倒さなければならない。

 前回のW杯ブラジル大会(2014 World Cup)でもコロンビア代表の指揮を執り、準々決勝敗退に終わっているペケルマン監督は、「われわれはより大きな成果を求めてここに来た。決勝トーナメントに進出できなければ、良くない結果になる」と話し、チームの敗退は「考えてもいない」と付け加えると、「われわれは勝ち残るためにどんなことでもするし、とても楽観している」と語った。

 グループHは現在、セネガルと日本が勝ち点4で並んでおり、日本がポーランドに敗れれば、コロンビアとセネガルは引き分けでもともにグループ突破になる。また、日本とセネガルが勝利すればコロンビアは敗退となり、1位通過のチームは得失点差と総得点で決定されることになる。

 ペケルマン監督は勝利以外を求めていないと話し、「この試合が重大なものであることに間違いはない。この一戦での勝利は、勝ち抜けを確実にするだろう」と述べた。

「選手たちは上機嫌だ。ポーランド戦でのパフォーマンスを考えると、われわれは楽観する必要がある」 (c)AFP