【6月27日 AFP】サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)で勝ち点を獲得できず3連敗を喫し、グループA最下位に終わったエジプト代表が26日、帰国の途に就き、厳戒態勢のなかカイロ空港(Cairo International airport)に到着した。

 1990年イタリア大会以来の本大会出場を果たしたエジプトだったが、ボルゴグラード・アリーナ(Volgograd Arena)で25日に行われた試合でサウジアラビアに1-2で敗れるなど、W杯の舞台でまたしても初勝利を挙げられないまま敗退した。

 W杯でまったく結果を残せなかったことを受け、SNSでは代表チーム、エジプトサッカー協会(EFA)、エクトル・クーペル(Hector Cuper)監督に対する批判が集まっている。

 エジプトは今回、イングランド・プレミアリーグのリバプール(Liverpool FC)で活躍したモハメド・サラー(Mohamed Salah)を擁していたが、サラーは5月に行われたレアル・マドリード(Real Madrid)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)決勝で肩を負傷し、大会までに間に合うかは時間との闘いだった。

 サラーはウルグアイとの大会初戦を欠場したものの、戦列復帰を果たしたロシアとの2戦目ではPKを決め、サウジアラビアとの最終戦でも得点を記録した。(c)AFP