【6月5日 AFP】ポーランドサッカー協会(PZPN)は4日、W杯ロシア大会(2018 World Cup)に臨む同国代表の最終登録メンバー23人を発表し、ドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)に所属するFWロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)が名を連ねた。

 一方、W杯開幕直前で発生したカミル・グリク(Kamil Glik)のけががアダム・ナヴァウカ(Adam Nawalka)監督を悩ませている。屈強なDFである30歳のグリクは、W杯に向けた登録メンバーが発表された直後に肩を負傷。同協会は、「グリクは練習中に肩鎖関節のじん帯を負傷した」と発表している。

 協会側によれば、グリクはポーランド国内で予備検査を行ったものの、5日にはフランス・ニース(Nice)で新たな治療を行う予定であり、その後全体練習への復帰を目的としたリハビリについて決めると説明している。

 協会のスポークスマンを務めるヤクブ・コヴィアトコフスキ(Jakub Kwiatkowski)氏は「彼はリストに残る。検査の結果を待っているところだ」と話している。

 ナヴァウカ監督によれば、仮にグリクのけがが深刻なものであれば、VfBシュツットガルト(VfB Stuttgart)に所属するマルチン・カミンスキ(Marcin Kaminski)が代替として登録メンバー入りするという。

 ポーランドは今月8日に同国のポズナン(Poznan)でチリと国際親善試合を行い、その4日後にはワルシャワでリトアニアと対戦予定。ロシアに向けて出発するのは13日になる。

 ポーランドのW杯は19日に行われるモスクワでのセネガル戦で幕を開け、その後コロンビア、日本とそれぞれ対戦する。

 W杯ロシア大会に臨むポーランドのメンバーは以下の通り。

■ゴールキーパー(GK)
バルトシュ・ビャウコフスキ(Bartosz Bialkowski
ルカシュ・ファビアンスキ(Lukasz Fabianski
ヴォイチェフ・シュチェスニー(Wojciech Szczesny

■ディフェンダー(DF)
ヤン・ベドナレク(Jan Bednarek
バルトシュ・ベレシンスキ(Bartosz Bereszynski
チアゴ・チョネク(Thiago Cionek
カミル・グリク
ルカシュ・ピズチェク(Lukasz Piszczek
アルトゥル・イェンジェイチェク(Artur Jedrzejczyk
ミハウ・パズダン(Michal Pazdan

■ミッドフィールダー(MF)
ヤクブ・ブワシチコフスキ(Jakub Blaszczykowski
ヤツェク・グラルスキ(Jacek Goralski
カミル・グロシツキ(Kamil Grosicki
グジェゴシュ・クリホビアク(Grzegorz Krychowiak
ラファウ・クルザワ(Rafal Kurzawa
カロル・リネティ(Karol Linetty
スワボミル・ペシュコ(Slawomir Peszko
マチェイ・リブス(Maciej Rybus
ピオトル・ジエリンスキ(Piotr Zielinski

■フォワード(FW)
ダヴィド・コヴナツキ(Dawid Kownacki
ロベルト・レワンドフスキ
アルカディウシュ・ミリク(Arkadiusz Milik
ウカシュ・テオドルチュク(Lukasz Teodorczyk

(c)AFP