【4月28日 AFP】スーパーラグビー(Super Rugby 2018)は27日、第11節の試合が行われ、サンウルブズ(Sunwolves)はパフォーマンスを大きく改善させたものの、ハリケーンズ(Hurricanes、ニュージーランド)に15-43で大敗した。ハリケーンズは7本のトライを決めて2本のサンウルブズを大きく上回り、ボーナスポイントを獲得してカンファレンス首位に立っている。

 この試合でサンウルブズは先制点を挙げたほか、ポゼッションでも相手を上回るなど善戦したものの、ビンス・アソ(Vince Aso)を中心に後半に3トライを決めたハリケーンズが勝利を収めた。同カードは昨季の初対戦でも、ハリケーンズが83-17でサンウルブズに圧勝していた。

 サンウルブズのピーター・ラブスカフニ(Pieter Labuschagne)主将は、結果に失望している様子をみせながらも、「ラインを越えることはできなかったが、最後までよく粘ったし全力を尽くした。最後のパスが通らず、そこが今後の課題になるだろうが、選手たちを心から誇りに思う」と語った。

 一方、ハリケーンズのブラッド・シールズ(Brad Shields)主将は、チームの守備陣が大奮闘したことや、最後は破壊力のある攻撃が発揮できたことを振り返り、「厳しい戦いだった。サンウルブズのプレーは見違えるようだった。チームが本当によく守ってくれてうれしい。最後に見せた攻撃も素晴らしかった」とコメントした。(c)AFP