【4月25日 AFP】女子テニス、ポルシェ・テニス・グランプリ(Porsche Tennis Grand Prix 2018)は24日、シングルス1回戦が行われ、予選勝者のマルタ・コスチューク(Marta Kostyuk、ウクライナ)は6-4、6-1でアントニア・ロットナー(Antonia Lottner、ドイツ)を下し、2回戦進出を決めた。

 予選から勝ち上がった1月の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2018)で3回戦に進出する快進撃をみせ、テニス界を驚かせたコスチュークは次戦、同日の試合でマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)を3-6、7-6(8-6)、6-4で破った大会第6シードのキャロリン・ガルシア(Caroline Garcia、フランス)と激突する。

 全豪オープンでは最終的に同胞のエリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina)に敗れた世界ランキング158位のコスチュークは、その後に出場したオーストラリア・バーニー(Burnie)の下部大会で優勝、さらに中国・珠海(Zhuhai)でも準優勝に輝いていた。

 ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2018)の直前に16歳の誕生日を迎えるコスチュークはこの日、世界ランク155位のロットナーから4度のブレークを奪った一方、自身のサービスゲームは一つしか落とさず、試合時間1時間20分で勝利を手にした。

 同日行われた試合では、第5シードのカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)が6-2、6-2でキキ・ベルテンス(Kiki Bertens、オランダ)、前回覇者のラウラ・シグムンド(Laura Siegemund、ドイツ)が6-4、6-3でバーバラ・ストリコバ(Barbora Strycova、チェコ)をそれぞれ退け、初戦突破を果たしている。(c)AFP/Scott Williams