【4月16日 AFP】米大リーグ(MLB)、ロサンゼルス・エンゼルス(Los Angeles Angels)の大谷翔平(Shohei Ohtani)が先発登板予定となっていた15日のカンザスシティ・ロイヤルズ(Kansas City Royals))戦が、厳しい寒さのため中止となった。

 この日の一戦は6月25日に延期となったが、ファンは大谷の登板を長らく待つ必要は無い。

 エンゼルスは16日が休養日となるが、エンゼルスのマイク・ソーシア(Mike Scioscia)監督は大谷が17日に行われる本拠地でのボストン・レッドソックス(Boston Red Sox)戦にスライド登板すると明言している。

 エンゼルスは今季13勝3敗でア・リーグ西地区首位に立ち、レッドソックスは13勝2敗でメジャー最高勝率となっているため、この一戦は同リーグのトップ2チームによる頂上決戦となる。

 大谷は、先発投手と打者としてプレーするまれな二刀流として、1世紀前に活躍したベーブ・ルース(Babe Ruth)氏に肩を並べようと挑戦しており、ここまでは大成功を収めている。

 投手として大谷はこれまでに2試合に登板し、2勝0敗、防御率2.08、18三振を記録し、四球をわずか2に抑えている。打者としては8試合に出場して30打数11安打で打率.367、3本塁打、11打点を記録。二塁打と三塁打を1本ずつ放ち、得点も5としている。

 この日は天候不良のため大リーグの6試合が中止となっており、1日での延期数では2009年以降では最多となっている。(c)AFP