【3月4日 AFP】17-18ドイツ・ブンデスリーガ1部は3日、第25節の試合が行われ、RBライプツィヒ(RB Leipzig)とボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)の一戦は1-1の引き分けに終わった。ドルトムントの同点ゴールを決めたマルコ・ロイス(Marco Reus)は、これでリーグ戦3試合連続得点を記録し、深刻な膝のけがから見事な復活を見せている。

 昨季のドイツカップ(German Cup 2016-17)決勝で膝の十字靱帯(じんたい)を断裂する大けがをし、8か月戦列を離れていたロイスは、復帰後のリーグ戦4試合で3得点を記録。2014年のW杯ブラジル大会(2014 World Cup)、2016年の欧州選手権(UEFA Euro 2016)をどちらもけがで棒に振っており、今夏のW杯ロシア大会(2018 World Cup)でチームの連覇に貢献することに並々ならぬ決意を見せている。

 ロイスは試合前、ブンデスリーガの公式サイトで「W杯を意識していないと言ったらうそになる。絶対に出たい。ロシアの舞台に立つのが大きな目標だということを隠すつもりはない。良いプレーを続けられれば、チャンスは十分にあると思う」とコメントしていた。

 就任から続いているリーグ戦無敗記録を10試合に伸ばしたドルトムントのペーター・シュテーガー(Peter Stoeger)監督は「90分の戦いに満足している。われわれは来季のチャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)の椅子を争っている。戦いはシーズンの終わりまで続くだろうが、われわれの目標は出場権の確保だ」と語った。

 一方、ライプツィヒはこれで公式戦連敗を3で止め、勝ち点1を獲得して6位を維持している。(c)AFP/Ryland JAMES