【11月24日 AFP】サッカーヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2017-18)は23日、グループリーグ第5節が各地で行われ、アーセナル(Arsenal)は0-1でケルン(1. FC Cologne)に敗れながらも、グループH首位通過が確定。グループDのACミラン(AC Milan)はオーストリア・ウィーン(Austria Vienna)に大勝し、決勝トーナメント進出を決めた。

 アーセナルを率いるアーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督は、先週末にトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)とのノースロンドンダービーを制した時のメンバーを全員入れ替え、この日はオリヴィエ・ジルー(Olivier Giroud)やジャック・ウィルシャー(Jack Wilshere)、ダニー・ウェルベック(Danny Welbeck)らを先発に起用した。

 しかしながらアーセナルは後半17分、マテュー・ドゥビュシー(Mathieu Debuchy)がペナルティーエリア内でセール・ギラシ(Sehrou Guirassy)を倒してしまい、これをフランス出身のストライカーに自ら決められた。

 ドイツ国内リーグでは12試合連続で白星がないケルンだが、これで1試合を残してグループ2位に浮上。また、もう一方のBATEボリソフ(BATE Borisov)とレッドスター・ベオグラード(Red Star Belgrade)の試合は0-0の引き分けに終わったため、アーセナルの首位通過が確定している。

 欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)で7度の優勝経験を誇るミランは、アンドレ・シウバ(Andre Silva)とパトリック・クトローネ(Patrick Cutrone)がそれぞれ2ゴールずつ奪う活躍でオーストリア・ウィーンを5-1で粉砕し、本拠地サンシーロ・スタジアム(San Siro Stadium)で首位通過が決定した。

 敵地グディソン・パーク(Goodison Park)に乗り込んだグループEのアタランタ(Atalanta)は、ブライアン・クリスタンテ(Bryan Cristante)とアンドレアス・コーネリアス(Andreas Cornelius)が2得点ずつ挙げて5-1でエバートン(Everton)に大勝し、32強入りを決めた。

 ロビン・ゴセンス(Robin Gosens)にも鮮やかなボレーシュートを決められたエバートンは、サンドロ・ラミレス(Sandro Ramirez Castillo)が加入後初ゴールを記録したが、グループリーグ5試合で4敗目を喫している。

 もう一方のグループEの試合では、オリンピック・リヨン(Olympique Lyon)が4-0でアポロン・リマソル(Apollon Limassol)に快勝し、アタランタに続いて決勝トーナメント進出を確定させた。