【11月18日 AFP】タンザニア北部で15日、サファリ観光に訪れた外国人ら11人を乗せた小型機が、世界遺産のンゴロンゴロ(Ngorongoro)自然保護区にあるエンパカーイ(Empakaai)クレーター付近に墜落し、乗員乗客全員が死亡した。運航会社が発表した。

 東アフリカでサファリツアーの飛行機を運航しているコースタル・アビエーション(Coastal Aviation)がウェブサイトに掲載した声明によると、事故を起こしたのは単発機のセスナキャラバン(Cessna Caravan)で、墜落時刻は現地時間15日午前11時(日本時間同日午後5時)。パイロット1人と乗客10人が乗っていたという。

 匿名を条件に取材に応じたセレンゲティ国立公園(Serengeti National Park)の関係者によると、犠牲者には外国人とタンザニア人の観光関係者が含まれ、パイロット以外の遺体は収容されたという。

 映像は16日に撮影された墜落現場。(c)AFP